母のわたしに対する過干渉とコントロールは、その上の世代の祖母と母の間にもある。
母自身がその関係性に不満と怒りをもっていながらも、母自身が娘に対して同じことをしているとは本人はまったく気づいていない。
おそらく、わたしがただ母のことを嫌いになって出ていったくらいにしか思っていないだろう。
もしわたしに子供や夫がいれば、同じような家族関係になっていたかもしれない。
わたしは母を変えようとは思ってはいない。
母がどんな風に物事を見て、どんな行動をして、どんな風に感じながら毎瞬を歩んでいくかは、完全に母の自由だからだ。
このことを受け入れることには時間を要したし、今でも裁きたくなる衝動は幾度となく起こる。
逆に、わたし自身の幸せや窮屈さも誰かのせいではない。
この自由さを完全に受け入れられたなら、人間関係のなかでの葛藤や恐れは激減し、恐れからコントロールをしてしまうということもなくなるだろう。
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